郷土料理とワインの店2024年~秋~『トスカーナ州』

 チプレッソ(糸杉)、オリーヴの木、ブドウ畑~それぞれニュアンスの違う緑色のコントラストが広がる丘陵地帯とレンガ色の家の風景が特徴的なトスカーナ州。15~16世紀のルネッサンス時代にかけて、大きな名声を博していたフィレンツェのメディチ家があったことから、フィレンツェにはさまざまな食材が各地から集まり、ウサギ、いのしし、ラム、牛肉などを塩だけで味付けしたものや、トリッパ(牛の胃)、豆の煮込み料理など多彩な料理を食していました。メディチ家のカテリーナ・ディ・メディチが、1533年にフランス国王アンリⅡ世に嫁いだ際に、イタリアからフランスに同行させた料理人たちが、今日のフランス料理の基礎を作り上げたと言われています。この時、フォークやナイフなどのカトラリーも持ち込まれ、現在のフランス料理の形式が出来上がりました。また、キアーナ渓谷の牛や、マレンマ地方のイノシシなどに合う香り高くタンニン分が多い赤ワインの銘醸地でもあります。

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 20州からなるイタリアは、様々な地理形態と気候風土によって生みだされる食べ物を使った郷土料理が数多く存在します。そして、イタリアでしか栽培されていない土着品種のワインが各州で造られており、郷土料理と共に愛されています。そんな魅力にあふれたイタリア20州の郷土料理と地ワインをご紹介しております。 

 

 イタリア各地の郷土料理とイタリアワインを中心に季節のイタリア料理をお楽しみくださいませ!

 皆さまのお越しを心よりお待ちしております❣


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